タイ株基本情報

タイ株の魅力

タイ株の魅力とは?

タイの証券取引所は首都バンコクにあり、その正式名称は「Stock Exchange of Thailand(SET)」。
1974年に開設され、2007年1月現在の上場企業数は470社を超えています。
時価総額は約15兆円にのぼり、平均取引額は、1日あたり約500億円となっています。

ASEANの優等生と呼ばれるタイ。社会全体に資本主義が根付き、東南アジアの中でも、成熟した市場として高い評価を得ているタイ証券市場ですが、4つのポイントに分けることができます。



アジアトップクラスのPERの低さ

1株に対して利益がどのくらいあるかを示す指標がPERで、その数字が低ければ低いほど株価が低く割安です。株価自体が割安であるのもタイ市場の大きなポイントでしょう。タイのPERは、6.0倍。日本が26.6倍であることを考えると、利益は出ているが、株価は安い、ということとなります。
タイはここ数年間、年率4%以上もの経済成長を続けており、主要な企業の業績も上昇しています。
しかし、タクシン政権末期からクーデターにより暫定政権の誕生までの間で、国内、外国の主要な投資家が株式市場から資金を移し、株価は長らく安値で推移しています。
しかし、暫定政権の期間はもともと1年とされており、2008年1月には新政権が誕生します。そうすると、タイ版日本列島改造のような、1兆バーツを超える大型開発「メガプロジェクト」や、中国とタイ、インド、マレーシアなどが縦横に結びつく「アジアスーパーハイウェイ構想」などの大きなプロジェクトも進むことが予想され、今後の株価上昇が期待できる展開となっていくことでしょう。

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極めて高い配当

配当は、企業が株主に利益を還元するもので、株主を重視しているかどうかを表すものですが、タイはもともと資本家寄りの政策をとっているため、きわめて高い配当性向となっています。
タイ証券取引所によると、利益の50%は株主に回るのは当たり前で、なかには60%以上も株主へ利益還元する企業も。

こうしたことから、配当利回りも高く、全銘柄の平均が6%、なかには15%以上も配当を出す企業もあり、値上がり益とは別に、保持しているだけでも高い利益を享受することができます。








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さまざまな金融商品が上場される成熟した市場

タイ証券取引所には、ワラント債(新株予約権付社債)やREIT(不動産投資信託証券)などの金融商品なども上場されています。
とくにREITは、バンコクを中心にオフィスビルやコンドミニアムへの需要が高まっており、不動産価格の上昇が始まってきています。
現在、不動産ファンドの上場数は13銘柄ありますが、上場企業が組成しているファンド 4銘柄などは注目されてきています。



暫定政権から新政権への政権移譲が予定されている今年は、本格的な開発への予算執行が予想され、
さらに地価が高騰することが予想されることから、現在も5本あるREITは、タイ国内の投資家からも注目されています。

このように、海外からの投資家が安心して投資できる環境が、タイ証券市場には整っています。

ファンド名
組成母体
 
投資資産、物件
CPNRF
CPN
セントラル・パタナ
2件のセントラルデパート
QHPF
QH
クオリティ・ハウス
3棟のコンドミニアム
SIRIPF
SIRI
セーンシリ
25棟のコンドミニアム
TFUND
TICON
タイ・インダストリアル
39箇所の工業団地








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タイ株市場基本情報

タイ証券取引所の構成

タイ証券取引所(SET)
タイ証券取引所(SET) 東証1部と同じように、企業規模が大きく、事業が3年以上継続している企業が上場しています。
SETの代表的指数であるSET50やSET100は、このなかでも優良企業のそれぞれ50社、100社が選ばれ、指数を構成しています。

二部市場(MAI)
二部市場(MAI) 事業規模が小さい企業はまず、二部から上場します。
日本で言う、いわゆる新興市場です。将来性があるものもある反面、すぐに倒産するリスクもSETに比べて高いため、外国人投資家には、不向きといえます。

市場名
上場数
特徴
SET
470社
資本金3億バーツかつ事業継続3年以上
MAI
39社
資本金2000万バーツかつ事業継続2年以上


株式の種類

ローカル株(L株)
おもに、タイ国内投資家向けに売買される株式です。外国人がL株を所有した場合、議決権、配当、増資などの権利はありません。

NVDR((Non-Voting Depository Receipt:議決権なし預託証券)
タイ証券取引所が全額出資し、2000年に設立されたNVDR社の預託証券で、2001年より運用を開始。議決権はないかわりに、一般のローカル株と同じように配当、株主割当増資、新株引き受け権などの権利が保証されます。NVDRを利用すれば外国人でも無制限に株式を購入できます。

フォーリン株(F株)
外国人による投資家でも、ローカル株と同じように配当や増資が受けられる株式。専用の外国人ボードで取引されますが、発行済み株式数の49%までしか所有できず、流動性が少ないこと、さらにローカル株とは違う株価で取引されるという特徴があります。

●各ボードの特徴

ボード
株式の種類
議決権
配当
増資など
値幅制限
流動性
ローカル
ローカル(L)株
高い
ローカル
NVDR
高い
フォーリン
フォーリン(F)株
低い








取引時間

立会時間帯  上場数
9.30−T1 T1は9.55-10.00の間に、証券取引所によってランダムに選ばれた時間。投資家が注文を寄せ、全ての注文を整理、寄り付き始値を決める時間帯。
T−12.30 前中の取引時間帯
12.30−14.00  休場
14.00−T2  T1は14.25-14.30の間に、ランダムに選ばれた時間である。ランダムに選ばれた時間である。投資家が注文を寄せる時間帯であり、全ての注文を整理し、後場寄りの始値を決める時間帯である。
16.30−T3  T3は16.35-16.40の間に、証券取引所によりランダムに選ばれた時間帯。全ての注文を整理し、終値を決める時間帯である。
T3−17.00  注文受付を中止したが、PTという注文(注文方法を参照)のみの注文取消しを認める。
17:00   大引け



取引単位、売買手数料、値幅制限

取引単位 タイの取引ではすべての株が 100株単位となっています。
売買手数料 タイ国内の証券会社では一律、約定した代金の0.25%、インターネット取引は0.21%と、SETにより決められています。日本のように、1日単位の手数料がないため、1回の取引ごとに手数料がかかります。
値幅制限 基本的に上下限とも30%と定められています。







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